九州大学 法務統括室

法務統括室のミッション

法務統括室の前身である国際法務室(2011年4月設置)は、九州大学の国際活動に伴う外国政府・企業・大学等(以下「外国機関等」)との契約締結や交渉等が確実かつ適切に実施できるよう法務的側面の支援を行うこと、また国際活動に関わる研究者や関係各部署等からの依頼に基づき法的な調査や助言を行うことを目的として活動しておりましたが、2019年4月に法務統括室として改組され、これまでの国際活動の支援をメインの業務としつつも、国内外を問わずあらゆる活動を法務面から支援する役割を担うことになりました。

加えて、訟務や研究不正調査等、発生した事案への対処を担当する法務・コンプライアンス課と常時連携することで、予防的な役割だけでなく臨床的な側面からも大学の法務事項を全般的に扱っております。

法務問題でご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

法務統括室のミッション

  1. 外国機関等との渉外・契約締結支援
  2. 安全保障にかかる管理業務支援
  3. リスクマネジメント・学内コンプライアンス支援
  4. アカデミア法務としての適切な支援

法務統括室の機能

1.外国機関等との渉外・契約締結支援

国際的な産学連携活動に係る契約書(共同研究契約、ライセンス契約、秘密保持契約等)や大学間の協定書等、国際活動にかかる外国機関等との各種国際契約書(英文)の作成・確認や、それらが本学として適切な形で締結できるよう交渉等のサポートを行います。

※ 詳細は「国際契約」をご参照ください。

2.安全保障にかかる管理業務支援

本学における国際的な学術活動と安全保障問題にかかる管理業務全般を実施しています。

  • 外為法に基づく安全保障輸出管理
  • 外国人研究者・外国人留学生等の入口管理
  • 国際産学連携等の研究受入管理(与信調査等)

※ 詳細は「安全保障管理」をご参照ください。

3.リスクマネジメント・学内コンプライアンス支援

外国機関等との連携活動から想定される様々なリスクを回避するために、契約締結支援のみならず、学内業務の国際化に資するサポートを行います。

4.アカデミアとしての法務

研究・教育の自由の確保等、大学や研究者が持つべきミッションを適切に理解した上で、大学法務として適切なサポートを行います。

              
              

現在の活用状況

                   

コロナ禍で国際的な活動が大きく制限されている中で活動的に直接関わる輸出管理等の安全保障業務の件数は一時的に減っていますが、将来の国際的な活動の約束も含まれる契約書等の支援業務は、年間400件程度でほとんど変わっていません。


本学国際法務にかかるご質問や支援のご相談等がありましたら、メールにてお問い合わせください。

E-mail: legal*qilo.kyushu-u.ac.jp
(*を@に変更お願いします。)